個人的なことは政治的なこと、そして政治的なことは個人的なこと!


by terakoya93

武力では、平和も人権も守れない

今週の寺子屋がんがんクラスでは、オバマの勝利(最強国に黒人の大統領)の
社会文化的な一面に注目。使う記事はこちら (^ ^) 。ご参加下さい! 
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'I never thought we'd see this day,' proud African Americans see their dream fulfilled

黒人大統領の誕生を、日本に置き換えたなら、強制連行で連れて来て奴隷的拘
束の元に働かせた、朝鮮・中国等の人々の子孫(在日コリアンの人々等)が、
首相になるようなもの。日本ではその子孫たちに、未だに選挙権すら渡してい
ないことを考えたら、度量の差を感じます。

いじめて来たから仕返しが怖くて、生まれて育って税金も払っている人たちな
のに、同等の市民権を渡さないんだよね。日本への帰化条件には思想や素行の
チェックが含まれているし、実に自信のない空威張りの国だなぁと思う。

「オバマは奴隷の子孫ではないし、母は白人だから純粋の黒人でもない。だか
ら大統領になれたのだ」という意見もあるが、世の東西を問わず、非差別者と
の間に生まれた子は非差別者扱い。米国も同様に、奴隷とその主人の間に生ま
れた子が、その主人の家族とみなされたことはなかった。今も、親の片方がア
フリカ系ならば、子は黒人とみなされる。

オバマに大きく影響を与えた3人の女性たちがいる。祖母と母、そして妻。こ
の妻、ミシェル・オバマ(この人カッコいい!)は、奴隷の子孫にあたる。つ
まりその子どもたちも奴隷の子孫ということだ。黒人が米国のリーダーとなっ
たことで、米国の黒人社会と、米国社会一般の人権思想に与える影響ははかり
しれない。公民権運動が明確な形で結実した。奴隷制度を無くしてからわずか
一世紀半ほど。人間の、人権感覚は着実に進歩していると思いたい。

これで、世界から戦争さえなくなったなら!

オバマが本当に米国を、そして世界をマシにしてくれるかは、少なくとも軍事
的にはあまり期待できそうにない。イラクからは撤退しても、アフガニスタン
にはテコ入れするという。
米国の一極支配を世界(の民衆)はもう許さないのだが、世界最大の軍事力を
持ち、偉大な国として世界をリードするのだという夢想を多くの米国人がいま
だに大事に抱えている気がする。

立川自衛隊監視テント村の通信『テント村通信』は、防衛省・自衛隊・立川基
地関連の情報満載で、自衛隊(軍隊)と日常の暮らしの関係を思い出させてく
れる読み応えのあるニュースレター。昨日届いた370号に、アフガニスタン
の現場を伝える学習会(*1)の報告が載っていた。

現在、アフガニスタンに駐留する国際治安支援部隊は4万7600人。内米軍
が1万7790人という。空爆(&誤爆)による民間人の死者は増え続けるが、
補償も謝罪もない。米軍にも復興支援チームがあって軍による「人道支援」を
行なっているという。ところが問題だらけで、NGOの診療所を接収して診察
もせずに薬だけばらまいたという事例も。
ここにもあったけど、そのNGOはJVC(日本国際ボランティアセンター)

これを読んで、現場の声を無視して力と金でものごとを解決しようとすると、
やることはみんな似てくるぞと、麻生政権のバラまき政策を思い起こした。こ
んどは、派遣社員を正社員にした企業に採用1人当たり百万円だそうで…母子
家庭の母の就労や障がい者の就労対策にも、同様の企業向け飴(助成)とムチ
(罰金)があるが、これがてんで役に立ってないのに、ちっとも学んでいない。

米国も日本も、政府は現地の声・現場の声・当事者の声を聞くべきだ。報酬も
無く危険も顧みず、人々のために活動している人たちの取り組みを支援すれば、
社会は今よりずっと良い場所になると思う。

米国オバマ新大統領の就任式の日に、平和への期待を込めて(?)こんなアク
ションのよびかけ。転送です。

◆◆「みんな集まれ オバマさんに平和の手紙を」アクション◆◆

★日時:1月20日(火)18:30〜
★場所:虎ノ門JTビルまえ。
★主催:WORLD PEACE NOW

WPNからキャンドル、ペンライト、手紙のプラスターを用意します。
可能な限り、手紙(要請文)などを各自用意してください。プラカードなどの用意歓迎です。

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(*1)「戦争を考えるシリーズ29・アフガニスタンの現場から私たちの問題を考える」(主催:うちなんちゅの怒りとともに!三多摩市民の会)講師は日本国際ボランティアセンター代表理事の谷山博史さん。
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by terakoya93 | 2008-12-08 19:44 | 米国はどこへ行く?