個人的なことは政治的なこと、そして政治的なことは個人的なこと!


by terakoya93

世界的なパラダイムシフト「非物質的労働」がもたらした変化

ディスカッションクラス●─ "MULTITUDE"(マルチチュード)を読む! 
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読むほどに、なかなか難しい!! 全部理解などできないけれど、私たちが
いま世界的なパラダイムシフトのだだ中にいるということを感じとれます。

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第3回 10月11日(土)─「非物質的労働」がもたらした変化
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マルチチュードとは? それは資本の支配のもとで働くすべての人々が含まれ
る階級概念だが、これまで言われてきたところの「労働者階級」ではない。労
働者階級という概念には、賃労働以外の労働の排除がある。例えば出産や子育
て、介護などの社会的に重要な再生産労働も、家族として無給(かつ、無休!)
でなされる場合は労働者とみなされてこなかった。

かつて社会を主導的に変化させてきた工業労働─例えば工業労働の規定する労
働日が、家族や学校を始めすべての社会制度を徐々に変化させて社会全体を引
っ張ってきた─に取って代わって、20世紀末の数十年に、主導権を握ること
になったのは「非物質的労働」である。「非物質的労働」とは、知的・言語的
生産(イメージ・アイデア・コミュニケーション)と安心感・満足・興奮とい
った情動を生み出す労働(例えばニュースは魅力的でエキサイティングでなけ
ればならない)などを指す。今やこの「非物質的労働」が質的主導権を握り、
他の労働形態や社会、地球全体に影響を与えている。今日の労働と社会は情報
化を強いられ、「非物質的労働」を重視するものへと変容を迫られている。
グーグルなしでは、オフィスワークができなくなっていないか? また、遺伝
子組み換え農作物は、農業の情報化の顕著な例である。

「非物質的労働」が主導的になったといっても、「非物質的労働」を担う人々
が優遇されているという訳ではまったくない。労働時間と余暇時間の区別はま
すますなくなり、安定雇用は過去のものとなった。

…と、なんだこれじゃあ悲観的! と思えるかもしれませんが、それはこれま
での価値観からのしばりがあるからだ…と思う。経済的価値が至上のものとい
う価値観、それによって人々は誘導されるという考えとは違い、経済以外の豊
かさの存在を、多様さの中に大きな価値として含みこむ価値観。貧者の豊かさ、
そしてマルチチュードは民主主義を実現することのできる唯一の社会的主体だ
ととらえる部分に進む前段として、この情報化社会での「非物質的労働」の台
頭をおさえます。
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全8回=月2回土曜日 午前11時〜午後1時(英文読解中・上級者向け)
講師:Kimberly Hughes (Peace Activist、大学教員) 
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日 程:9月20日・27日、10月11・25日、11月8・22日・12月6日・09年1月10日
時 間:午前11時〜午後1時 英語のみで2時間、オ−ガニック・コーヒー付
参加費:全8回…22,000円 単発参加…3,000円 寺子屋入会金…6,500円
期間中、他の寺子屋レギュラークラスへの振り替え受講もできます。
会 場:国立・かけこみ亭(南武線谷保駅から徒歩3分)
お申し込み・お問い合わせ
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by terakoya93 | 2008-10-06 11:37 | ディスカッションクラス